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UNICEF報告、2040年6億人の子供が水不足

2017-03-23 15:02:51     cri    

 国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)は、国連が定めた「世界水の日」である22日に、2040年には全世界で約4分の1の子供、つまり約6億人の子供が水資源が不足した地域で生活していると指摘しました。

 UNICEFは同日、「未来を渇望:気候変動の中の水と子供」と題する報告書を発表し、水資源の枯渇が子供の生活に与える脅威およびこのようなリスクを深刻化させる気候変動などの問題について分析を行いました。

 報告書によりますと、現在、36カ国が深刻な水資源不足の問題を抱えており、世界では毎日平均800人以上の5歳以下の子供が水資源不足や不衛生な生活による下痢などで死亡しているということです。

 更に報告書は、子供のための安全な飲料水を優先的に保障することや、気候変動の要素を考慮した政策の制定、水汚染と水資源の枯渇を防ぐために企業とコミュニティが連携することなど、水資源への気候変動の影響を軽減するため一連の提案をしました。(ZHL、Keiko)

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