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<全人代>債務リスクに急激な変化はない=肖財政相

2018-03-07 18:37:47     cri    
 財政省の肖捷財政相は7日、第13期全国人民代表大会第1回会議で、「2017年末現在、中国政府の負債率は36.2%で、国際社会のいわゆる60%の警戒ラインを超えることなく、また、その他主要経済国と一部の新興国と比べても優秀な水準にある。今後数年の間、政府債務のリスク指標レベルに顕著な変化は起こらない見通しである」と述べました。

 肖財務相の発表によりますと、去年末現在、中国政府の債務残高は29.5兆元で、この内の13.48兆元が中央財政の国債残高で、16.47兆元を占めるのが地方政府の債務残高であるということです。2017年末現在の中国政府の負債率は36.2%で、前年の36.7%よりも0.5ポイント低下しているということです。

 中国の新しい予算法によりますと、地方債は地方政府が起債する際の唯一の合法的ルートになっていますが、様々な抜け道で不法に起債する事例が起きているのが現状です。これについて肖財政相は、「昨年、財政省は10回にわたって違法な起債案件を摘発し、関係責任者約100人に対して懲戒処分を下した。また、その関連情報はすべて開示している」と明らかにしました。さらに、「各種の努力によって、中国は問題なくシステミック・リスクを回避することができる」と述べています。(Yan、謙)

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