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国連でシリア問題を担当しているデミストラ特使は1日、スイスのジュネーブで記者会見を行い、「引き続きシリア問題の政治的解決を進めていく」と改めて表明しました。その上で、「当面の急務は安保理決議第2401号を全面的に実施して停戦を果たすことであり、戦争による一般市民への苦しみや悲劇を解消するべきだ」と強調しました。
また、デミストラ特使の特別顧問であるエグランド氏が、シリアの人道問題について報告を行いました。エグランド氏は、「シリアの衝突は心配すべきことだ。問題の一つは市民に対する直接の武力行動により多くの子供や家庭、一般市民が家を失い、殺されたり傷つけられたりしていることで、もう一つは救援物資の輸送がはかどっていないことだ」と話しました。エグランド氏はまた、国際シリア支援グループの各国、特にその議長国であるロシアとアメリカは、人道支援のための車両が現地に進入できるように行動をとってほしい」と呼びかけました。(Yan、森)
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