大手コンサルティング会社のプライスウォーターハウスは1日、「第21回世界 CEO意識調査 中国分析版」を発表しました。これによりますと、回答したCEOの57%が、今年はグローバル経済の成長が加速すると答えており、この数字はこれまでで最も多くなっています。

　今回のアンケート調査は、去年の8月から11月にかけて、85の国と地域のCEO 1293人を対象に行われました。

　この中で、中国の回答者のうち81%が、「世界は今後、地域の貿易連盟が中心となる」と予測しています。

　また、各企業の経営について、中国の回答者の92%が、それぞれの業界でデジタル技術に関する人材集めを懸念していると答えました。この数字は全世界の平均の67%よりかなり高くなっています。そして中国企業のうち84%は、自動化に合わせて労働者への教育やスキルを改めて向上させる取り組みに力を入れているとのことです。（朱　森）