アフガニスタンのガニ大統領は28日、首都カブールで開かれた第2回カブール和平プロセス国際会議の席上、「政府はいかなる前提条件もなしでイスラム過激派の反政府武装組織『タリバン』と和平交渉を進めていくことを決めた」と発表しました。

　ガニ大統領はまた、「平和と和平プロセスを実現させるために政府は停戦、『タリバン』を政党として承認、信頼関係の構築、公平で自由な選挙の実施を含む一連の措置を講じる」と示しました。

　さらに、ガニ大統領は「政府は『タリバン』の穏健派と和平協議の達成を求めるほか、憲法の改正、拘束しているタリバンメンバーの解放や指導者たちへの制裁解除、カブールとほかの都市への事務所設置などを計画している」と明らかにしました。（殷、星）