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ここ数年、中国はグリーン成長を進め、生態建設に力を入れていることから、各地の生態退化現象が食い止められています。専門家は「グリーン成長の理念はすでに社会全体の共通認識になっている。次の段階では、グリーン成長の新動力を掘り起こし、長期成長できるシステムを構築する必要がある」と指摘しました。
四川省瀘州市は2年前から、都市部における集中式飲用水源保護区を確保する対策を続けています。これまでに約1700万元を投じて、長江沿岸にある汚染物排出口、砂や石を運ぶ埠頭などを徹底的に改造しました。これにより、長江の生態環境が大きく改善されています。
湖北省宜昌市も長江ほとりにある町です。ここ数年、化学工業産業のモデルチェンジやグレードアップに力を入れてきたことで、長江の生態環境が修復されました。さらに2017年、市内の長江ほとりから1キロ圏内にある化学工業企業24社を閉鎖しました。また、向こう3年間、市内134社の化学工業企業の閉鎖や移転、モデルチェンジに取り組んでいきます。2020年までには、市内の長江沿線1キロ圏内の化学工業企業をゼロにする予定です。
環境保護省の報告によりますと、2017年にスモッグで悩んでいた北京、天津などは、PM2.5の濃度が前年同期より9.9%下回り、大気質はここ数年で最高水準に達しました。(朱 星)
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