アメリカの国会は22日、臨時的なつなぎ予算案を可決し、2月8日まで連邦政府の運営を維持します。これにより、3日間続いた米政府機関の閉鎖は解除されると見られています。

　つなぎ予算案は上院の採決結果が賛成81、反対18、下院は賛成266、反対150の賛成多数で可決されました。また、この法案は同日、アメリカのトランプ大統領の署名を経て正式に成立しました。

　関係者は、「この法案の可決はアメリカの民主党と共和党の両党が妥協した結果である。連邦政府の運営を2月8日まで維持させるほか、法案は児童健康保険プロジェクトの6年間の延長、連邦政府の閉鎖に伴う無給休暇の政府職員に賃金を支給することなども含まれている」としています。

　ホワイトハウスのサンダース報道官は定例記者会見で、「米政府機関の閉鎖が解除されたことにより、トランプ大統領は予定通りに今週、スイスのダボスで行われる世界経済フォーラムに参加する」と発表しました。（雲莎、星）