李克強首相は22日午後、専門家や学者、企業界の関係者を招いて座談会を開き、「政府活動報告（意見聴取案）」に対する意見聴取を行いました。

　参加者たちは、「当面の中国経済は安定した成長を保つ条件と能力に恵まれ、各業界や各業種の競争力は絶えず強まっている。『大衆による起業、万民によるイノベーション』はサービス業や新しい産業の発展を推し進め、雇用の安定と拡大にもつながる」との意見で一致しました。

　李首相は意見聴取後、「去年、中国経済は安定した好調な発展ぶりを見せ、予測を上回った。経済総量が大幅に増加しただけでなく、経済構造の健全化や品質・効率の向上にもつながっている」と高く評価しました。また、「当面の中国経済は依然として多くの試練に晒され、多くのリスクに直面している。第19回党大会の精神を全面的に貫き、『習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想』の指導をもとに、安定した成長を求めて供給側の構造性改革を進めながら、マクロコントロールのタイミングを把握していき、改革開放とイノベーションによる産業の構造転換やモデルチェンジを図りつつ、新しい産業の発展に拍車をかけて高品質の発展に取り組み、新しい成長の境地を切り開いていく」と示しました。（Lin、星）