11日、ネパールの首都カトマンズで、中国大使を努めている于紅氏と国連開発計画（UNDP）現地事務所のメイヤー所長が、大雨で被災した地域へ救援物資を送るための協定書に調印しました。

　去年8月、ネパール南部のテライ平野で60年に一度といわれる大雨が降り、35の地域が洪水に見舞われ、8割以上の土地が冠水しました。この洪水でおよそ160人が死亡し、家屋4万3000棟以上が損壊し、2万1000世帯以上が家を失っています。ネパール政府の推計では、被災者は約170万人に上ったとのことです。（洋、森）