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韓朝閣僚級会談が終了、多数の項目で合意に至る

2018-01-10 10:13:45     cri    

 韓国と朝鮮は9日夜、板門店で閣僚級会談を終えた後、共同声明を発表し、朝鮮の平昌五輪への参加や双方が軍事部門の会談を行うことなどで合意したと明らかにし、各分野における協議を行い、対話と協商で問題を解決していくと強調しました。

 共同声明によりますと、朝鮮はハイレベル代表団や民族オリンピック委員会代表団、それに選手代表団、応援団、芸術団、記者団を派遣して平昌冬季オリンピックに参加することになります。韓国は、必要な便宜を提供していくということです。

 また、双方は当面の緊迫した軍事情勢を緩和させるため、軍事部門の会談を行うことで合意し、朝鮮半島の平和的な環境を整えていくために努力していくことで意見が一致しました。

 さらに、各分野における接触と往来、交流と協力を促進し、民族の和解と団結を求めていくと表明し、朝鮮半島の当事者として対話と協商で問題を解決していくことで合意しました。

 韓国側の首席代表を務めた趙明均(チョ・ミョンギュン)統一相は会談後の記者会見で、「会談は真摯かつ友好的な雰囲気の中で行われた。今回の会談は今後の南北関係において歩み出した第一歩で、南北関係の回復に重要な意義がある」と指摘したうえで、一日も早く朝鮮半島の非核化に関する対話を再開する必要があるという立場を朝鮮側に伝えたとしました。

 韓朝閣僚級会談を受けて、韓国統一省は9日、双方が現地時間10日8時から、朝鮮半島西部海域(黄海)の韓朝軍事通信線路を再開することを発表しました。

韓国と朝鮮は現地時間の9日午前10時から、板門店の韓国側にある施設「平和の家」で閣僚級会談を行いました。これは2015年12月の韓朝閣僚級会談以来、2年ぶりに行われた政府間の会談となります。(藍、星)

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