20170616news6
|
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は15日、ソウルで、「朝鮮が核とミサイルの開発を停止するならば、無条件で対話を行う」と述べました。
これは文大統領が、この日の午後に行われた、韓国と朝鮮の平和統一目標などを盛り込んだ『南北共同宣言』発表17周年記念イベントで述べたものです。
文大統領は、「韓国は、朝鮮の核問題を話し合う6カ国協議で2005年9月19日に採択された『共同声明』や2007年に採択された『2・13合意』の履行に努め、朝鮮半島の核問題を解決していきたい」との姿勢を示しました。
また、韓国の提案に応じるよう朝鮮に呼びかけると同時に、無条件での対話について「現存する韓朝協議をいかに実施していくのか、朝鮮と共に話し合いたい。朝鮮の核開発の徹底的な放棄、朝鮮半島の平和的な体制の構築、朝米関係の回復などについて協議することができる」としました。
文大統領は、さらに「朝鮮が核開発を放棄することは、韓朝協議を実行していく意欲の証明になる。朝鮮がそのような行動を取るならば、韓国には積極的な支持を提供する用意がある」と強調しました。(藍、謙)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |