ロシアのタス通信によりますと、署名集めは現在、国内の16の都市で行われており、近々ほかの都市でも始まるということです。

　ロシアの選挙法によりますと、大統領選に出馬するには、政党からの指名によるか、無所属で立候補します。政党から出馬する場合は、それぞれの代表大会で立候補者を推薦し、無所属で出馬する場合は500人以上の支援団体を結成した上、30万人以上の署名を集める必要がありますが、地域ごとの署名数は7500人以下とされています。そして、これらの署名を中央選挙委員会に提出し、委員会は受け取った日から10日以内に審査手続きを終え、正式に立候補者として登録するかを決めます。

　プーチン大統領は去年12月27日に、無所属の候補者として大統領選出馬のための書類を中央選挙委員会に提出しました。ロシアの大統領選の投票日は3月18日で、選挙活動は去年12月18日に始まっています。（Lin、森）