プーチン大統領は4日、ロシアとエジプトの首都カイロを結ぶ直行便路線を再開する大統領令に署名しました。

　2015年10月31日、サンクトペテルブルクに向かっていたロシア旅客機がシナイ半島中部で墜落し、ロシア人が多数である乗客乗員224人全員が死亡しました。ロシア側は墜落の原因がテロ攻撃であると断定し、プーチン大統領はエジプトへの空路凍結令を出しました。

　なお、今回の再開令はカイロ1カ所に限るもので、それ以外の都市に関しては凍結が続いているということです。（ジョウ、謙）