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ロシア外務省のザハロワ報道官は28日の定例記者会見で、「日本が米国製の地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備を決めたことについて、ロ日関係に悪影響を与えるだろう」と指摘しました。
ザハロワ報道官は、その際「ロシアは日本のこの決定に遺憾の意を表すと共に懸念している。この行動は地域の平和と安定の維持に背くものである」と述べました。
ザハロワ報道官は、また「これは、アメリカが世界でミサイル防衛システムを確立し、さらに拡張していく新たな一歩である。実際のところ、アメリカは日本の協力の下で再び『中距離核戦力全廃条約』に違反した」と指摘しました。
なお、日本政府は19日、地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」2基の導入を閣議決定しました。運用開始は2023年前後の見込みです。(藍、星)
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