外務省の耿爽報道官は2日の定例記者会見で、中露両国の指導者が2018年一年間を両国の地方協力交流年に指定したことについて、「これは、ここ数年両国が国家レベルの年間テーマイベントを輪番主催する良き伝統の流れを継ぐものであり、中露関係のハイレベルさと特殊性を表している」とした上で、地方協力交流年の開催が「地方政府間協力の主体性を刺激し、協力の潜在力を一層引き出すことなどにもつながるだろう」との考えを示しました。

　2018年の新年を目前に、習主席とプーチン大統領は新年の祝電を交わし、その中で2018年を中露地方協力交流年にすることを宣言しました。

　これについて、耿報道官はまた、「現在、両国の地方協力は積極的な発展トレンドを見せており、中国とロシアの実務協力における地方協力の役割も日増しに向上してきている。中露双方は地方協力交流年の準備作業を巡って連絡を保っており、この重要なイベントの成功に導くために共に努力していく」と述べました。（洋、む）