外務省の陸慷報道官は15日、北京で行われた定例記者会見で、「ロシアのプーチン大統領による中露関係に関する評価に完全に賛同する。相互関係を発展させることは、両国の長期的な戦略的選択であり、国際情勢の変化の影響を受けるものではない」と述べました。

　ロシアのプーチン大統領がこのほど、「ロシア政府は中国共産党第19回全国代表大会の決定を高く評価する。それは自らを発展させ、国際関係を構築し、国際的地位を向上させていくというロシアの主張と同じ、あるいは、似通ったものだ。対中関係の発展は、ロシア社会に共通した認識であり、大統領選の結果がどうなるかに関わらず、ロシアと中国は戦略パートナー関係を長期的に保っていく」との考えを示したことを受け、陸報道官は「今年に入ってから、中露の全面的戦略パートナー関係はハイレベルで推移する中でさらに前向きな発展トレンドを示しており、一連の重要な成果を収めている。両国関係は成熟かつ安定しており、巨大な内からの原動力と発展のポテンシャルを持っている。プーチン大統領が語る通り、相互関係の発展は両国の長期的な戦略的選択であり、国際情勢の変化に影響されるものではない。両国元首の戦略的リードの下、新たな一年には中露関係がさらに発展し、両国の人々に実利をもたらし、世界の平和、安全と繁栄にさらなる貢献していくことと信じている」と述べました。（藍、む）