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第13回「北京ー東京フォーラム」が北京で開幕(動画)

2017-12-16 18:15:52     cri    


 中国外文局と日本の言論NPOの共催による第13回「北京ー東京フォーラム」が16日に北京で開かれました。中国の蒋建国国務院報道弁公室主任、孔鉉佑外務次官補、日本の福田康夫元首相、横井裕在中国大使らが出席し、講演を行いました。

 今回のフォーラムは「より開放的な国際経済秩序とアジアの平和に向けた中日協力」をテーマとして、政治・外交、経済、安全保障、メディア、特別分科会という五つの分科会を設置し、両国各界の代表らが討議しました。


基調講演する蒋建国主任

 蒋建国主任は基調講演で「両国にとって、初心を忘れず、中日関係の安定発展という戦略的方向を把握すること、相互信頼を増進させ、関係発展のための政治的基礎を確保すること、実務的協力を拡大し、協力ウィンウィンに向けた原動力を強化すること、歴史を鑑とし、両国民の友好を永遠に続けていく決意を固めることが必要である」と述べました。


基調講演する福田康夫元首相

 一方、福田康夫元首相は、「世界の大きな変革期にあって、日本と中国は、ともに安定した基盤を持つ大国として、日中の問題だけでなく、広くアジアや世界の問題を共に語り、解決策を見つけ出し、そして行動する絶好のチャンスを与えられたということだ。ともに世界の平和と発展のために手を取り合い、前進すべきだ」と述べました。


挨拶する孔鉉佑外務次官補

 また、孔鉉佑外務次官補は「両国の有識者が深く交流し、共通認識を再確認して、相互理解を促進し、両国関係の発展により多くの見識ある意見を提供できるよう望んでいる」と語りました。


挨拶する横井裕大使

 さらに横井裕大使は「日中関係は『新時代』に向けてバージョンアップさせる必要がある。今回のフォーラムで、日中の幅広い分野の有識者が知恵を出し合い、アジアの平和と発展への創造的な関与などについて、新しい答えを共に追求していくことを期待している」と述べました。


全体会議のパネリストたち

 開幕式の後、趙啓正元国務院報道弁公室主任と宮本雄二元在中国日本国大使が共同で全体会議を開き、両国の出席者はフォーラムのテーマをめぐって意見交換しました。

 北京―東京フォーラムは17日に閉幕する予定です。(取材:李陽) 

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