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　アフリカ南部のジンバブエで、議会下院のムデンダ議長が22日、与党のジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線が党首のムナンガグワ氏を次期大統領に推薦したと発表しました。ムナンガグワ氏は、21日に辞任したムガベ前大統領の後任として24日、首都ハラレで就任式を行います。

　ムデンダ議長は、「憲法により、ムナンガグワ氏が2018年の大統領選挙までの、ムガベ氏の残りの任期を果たす」と述べました。

　ムデンダ議長は21日夕方、議会両院の合同会議で、ムガベ大統領の辞表を読み上げました。「国民の福祉を考え、安定した、平和的で暴力によらない移行を望む」と記されています。

　ムナンガグワ氏は75歳で、軍からの支持が厚く、ムガベ前大統領の最有力の後継者とみられていました。今月6日にムガベ大統領により副大統領を解任された後、国外に逃れていました。（Mou、森）