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米オレゴン州の国民警備隊キャンプ地で、現地時間16日午前、3日間にわたる交流会を終えた中国軍とアメリカ軍の人道支援・防災部隊が、机上訓練と実地演習を行いました。
中国側のリーダーを務める、陸軍第75集団軍の副軍長である黄桃益少将があいさつし、「中米両国は世界の平和や安定、繁栄を維持する上で、幅広い共通の利益を持っており、重要な責任を担っている。中国軍は米国とともに、両首脳間で合意に達した内容を確実に実行していく。今回の合同演習を実務的で踏み込んだものとし、両軍の救助や防災能力の引き上げに努めて行きたい」と述べました。
これに対し、米国側のリーダーを務める太平洋陸軍のダビッドソン副司令官は、「両国関係の絶え間ない発展に向けて両首脳が取り組んでいる中、軍同士も信頼関係を深めなければならない。このところ両軍は、人道支援や防災面で協力を拡大しており、自然災害などこれまでにない脅威に対応するようになり、協力の価値や大切さをより強く認識するようになった」と述べました。
その後、両軍合同で、ある国が深刻な洪水に見舞われたとの想定で、指揮本部での机上訓練と、実地演習を初めて行いました。両軍あわせて200人余りが演習に参加したほか、カナダ、シンガポール、日本、フィリピン、バングラディシュなども、オブザーバーとして演習の様子を見守りました。(Lin、森)
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