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米国モンタナ州、中国との農業協力を希望

2017-09-10 17:13:14     cri    

 米国モンタナ州連邦議会のデインズ議員と地元の牧場経営者たちが8日、「米国北西部における主要農業地帯であるモンタナ州は、中国と農業提携を進めることが急務だ。牛肉、小麦など良質な農産物を中国へ輸出し、モンタナ州での農産物の加工業務展開に向けて中国企業を誘致したい。両者の農業投資や貿易面での潜在力を掘り起こしていく」と表明しました。

 中国の崔天凱大使、現地の中国総商会、中国企業の代表らがこの日、デインズ議員の招待に応じて、モンタナ州南西部のボーズマンの牧場で、地元の牧場主とともに、両国間での農業や貿易の促進に関する会合に出席しました。

 デインズ議員は会合で、「農業はモンタナ州の産業や経済成長を支える柱であり、小麦、大麦、テンサイ、牛肉などの主産地である。中国は世界で2番目の経済大国であり、消費力のある中間所得層が急増している。モンタナ州にとって、これは大きなビジネスチャンスである。質の高い農産物を少しでも多く中国に輸出したい」と述べました。

 これを受けて、崔大使は「米国は、中国にとって主要農産物の大きな輸入先である。中国は小麦、大豆などの作付面積が広大であり、米国は優れた品種や先端技術、農業機械を有している。両国は農業技術に関しても多大な協力の可能性がある。こうした可能性を十分に生かすべきだ」と述べています。(殷、森)

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