スイスのジュネーブにある国連事務局に駐在する中国の馬朝旭大使は2日、ブリーフィングを行い、ジュネーブにある主な国際機関の代表や一部の国の大使を前に、中国共産党第19回全国代表大会について説明しました。習近平新時代中国特色のある社会主義思想が、中国や世界に大きな意義や影響を与えていると賞賛され、新時代の中国は国際舞台でますます大きな役割を果たすようにとの期待が寄せられています。

　馬大使は説明で、「新時代の中国の特色ある大国外交の目指すものは、人類運命共同体の構築であり、新たな国際関係を形成することである。中国は常に、世界の平和を築き、グローバルな成長に貢献し、国際秩序を維持してきている。そしてグローバルパートナーシップを発展させ、対外開放という国策を堅持しながら、『一帯一路』という新たな国際協力の場を築いている。これからも、責任ある大国の役割を果たし、グローバルガバナンスの改革や建設に取り組み、人類に更なる貢献をしていく」と述べています。（Lin、森）