米ディスカバリーチャンネルのドキュメンタリー『中国:習近平の時代(China:Time of Xi)』が16日夜、アジア太平洋地域で放送されました。日本や韓国、オーストラリア、ニュージーランド、インド、タイ、マレーシアなど37の国と地域で2億人あまりが視聴しています。
習近平総書記の国政運営に関する思想が、国際的なメディア番組で全面的に放送されるということで、広く注目を集め、評価されています。海外の視聴者は、「世界的な影響力を持つ中国の指導者を紹介する作品であり、現在の中国、およびその発展による世界的な意義を、全面的かつ客観的に理解できるものだ」としています。
マレーシア太平洋研究センターのオー・エイ・スン(Ei Sun Ho)首席顧問は、中国の高速鉄道に関する内容が印象深かったとし、「高速鉄道の発展は、中国の経済成長が量の重視から質の重視へと移行し、特に国民の生活面を重視するようになったことの表れである」とみています。
タイの中国人青年商会の李桂雄(Boonyong Yongcharoenrat)会長は、「中国は急速に貧困を脱却しつつある。汚職の撲滅に力を入れ、社会が急速に変化し、メイド・イン・チャイナからスマート化を重視する『中国智造』へと変わりつつある」と述べました。
韓国のユ・スンギル(Yoo Sung-Gil)さんは、番組への最大の印象として、「中国政府が未来に向かって発展している」と感想を述べています。「中国は大勢の優れた科学者を養成し、ドローンや人工知能(AI)などハイテク製品を発表した。農業、クリーンエネルギー、環境などの各分野で新技術が幅広く応用されている。中国はすでにイノベーションによる成長という新たなステップに入っている」と語りました。(ZHL、森)
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