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米・サンフランシスコにある聖マリア広場で22日、外国系の市民団体である「慰安婦正義連盟」が、慰安婦の像の除幕式を行いました。米国の主要都市で慰安婦の像が設置されるのは、今回が初めてです。
設置された像は、初めて自らの経験を公開した韓国人の元慰安婦・金学順(キム・ハクスン)をモデルにしたものと、中国、韓国、フィリピンの3人の慰安婦少女が手をつないでいるもので、大きさはいずれも等身大となっています。
除幕式で、「慰安婦正義連盟」の会長を務めるサンフランシスコ高等裁判所の郭麗蓮元裁判官が、慰安婦像の意義を強調しました。「日本は撤去を望むだろうが、われわれは逆にさらに設置したい。日本にはA級戦犯を祭る靖国神社があり、政治関係者が毎年参拝している。われわれは慰安婦を記憶に残していく」と述べました。
除幕式には、韓国人の元慰安婦である李容洙(イ・ヨンス)さんなど、外国系の市民300人余りが参加しました。多くの人が挨拶に立ち、像の設置に対して支持し、平和や正義を呼びかけています。(Mou)
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