王毅外相は18日、ニューヨークでの国連総会出席期間中、ウクライナのクリムキン外相と会談しました。

　王外相は、「ウクライナは、長きにわたる中国のパートナーである。今年は両国の国交樹立25周年にあたり、両国関係は良好な基盤を築いている。中国政府はウクライナ政府と共に、『一帯一路』の共同構築を契機に実務協力を拡大し、相互尊重と平等互恵の基礎の下に両国の戦略的パートナー関係の発展を前進させていきたい。また、中国政府は、各方面が新ミンスク協定に基づき、対話と協議によってウクライナ危機を解決することを支持している」と述べました。

　クリムキン外相は、「ウクライナは、中国の『一帯一路』構想を支持するとともに積極的に関与し、この枠組み内で中国との協力を一層深め、両国関係が絶えず実務的成果を収めることのできるよう後押ししていきたい。また、中国が国際問題と地域問題への対処にあたり保っている客観的で公正なスタンスは賞賛すべきものであり、ウクライナ政府は中国がウクライナ問題の解決についてもより大きな役割を果たすことを期待している」と述べました。（玉華、む）