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習近平国家主席は7日、ドイツのメルケル首相と電話会談を行いました。
習主席は、その際「現在、中独関係はハイレベルの発展の勢いを保っている。先日、私はドイツを公式訪問し、ハンブルクで開かれた主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に出席した。その期間中、メルケル首相と両国の全方位の戦略的な協力や国際問題における意思疎通の強化について新たな共通認識に達した。中独の協力は二国間関係を超えており、世界平和と安定の維持や共同発展の促進などでますます重要な役割を果たしている。中国は、多国間の枠組み内でドイツと協力を継続していきたい」との意思を示しました。
これに対して、メルケル首相は「習主席の7月のドイツ訪問は大成功に終わった。これは両国関係の発展に重要な意義がある。両国は政治や経済貿易、人文など各分野における交流は日増しに密接になっている。ドイツは世界や地域問題において中国との意思疎通と協調を保っていきたい」と述べました。
両首脳は、また、朝鮮半島問題についても意見交換をしました。習主席は「朝鮮問題は、対話や協商を含めた平和的な方法で解決していくしかない。これには国際社会が共に努力していく必要がある」と強調しました。
これを受けて、メルケル首相は「ドイツは政治的なルートによる朝鮮半島問題の平和的解決を支持する。ドイツは中国と意思疎通や協調を強化し、朝鮮半島核問題の平和的解決の方法を早期に見出したい」と述べました。(藍、星)
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