李克強首相は9月4日から5日にかけて、山西省の長治市と臨汾市を視察しました。新たな発展理念を貫き、改革やイノベーションに取り組んで、安定した経済成長や暮らしの改善を進めていく」と強調しました。

　石炭企業である潞安グループを訪れた際に、李首相は「低質炭の採掘など、老朽化した設備は廃棄すること。質の高い産業のためにより大きなスペースを割くべきだ」と話しました。

　また、太原鉄鋼の臨汾製鉄所では、「過剰生産能力の解消はサプライサイドの改革に向けての大切な業務であり、粘り強く進めていく。また、企業の統廃合をする際は、民間資本の導入を重視し、質の高い商品の製造を進め、人員を削減して、生産効率を引き上げていく」と話しています。（森）