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外務省、THAAD配備の停止求める

2017-08-29 19:43:13     cri    
 外務省の華春瑩報道官は29日、定例記者会見で「中国は、米韓両国に対して、中国などの地域国家の安全保障利益と関心を重視し、関連の配置プロセスを直ちに止め、関連設備を撤去するよう強く求める」と述べました。

 報道によりますと、米国は韓国への高高度ミサイル防衛システム(THAAD)の配備完了の最終期限が8月30日とする旨を伝えたとしています。韓国の民間団体は28日、韓国に駐在する米国大使館前で、30日に行われる米韓国防相会談で米国が韓国に対してTHAADの配備を促す恐れがあることに抗議しました。

 これに対し華報道官は、「中国は米国が韓国でTHAADを配備することに断固として反対する立場は明確であり、一貫していることを改めて強調する。韓国で配備することは、関連国家の安全保障における関心を解決できないだけではなく、地域の戦略的バランスを著しく破壊するほか、中国を含む当地域の国家戦略と安全保障利益を損なうことになる。同時に、朝鮮半島の緊迫した対立を激化させ、朝鮮半島問題を更に複雑化させてしまうことになる」と指摘しました。(RYU、星)

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