このほど、工業製品生産許可証制度改革に関する現場交流会が江蘇省の宿遷市で開かれました。これについて、李克強首相は重要な指示を出しました。

　指示は、「製造業は実体経済の重要な基礎である。ここ数年、中国製造業の発展及び消費の向上により、工業製品の種類が雨後の筍のように次から次へと出ている。ところが、企業の市場参入への制度的なコストが高いという問題が際立っている。それと同時に、偽物の取締りや市場秩序の規範なども緊急に解決すべき課題である」と指摘しています。さらに「今後政府は公平かつ公正な市場環境づくりに力を入れ、中国製商品の品質向上の促進により多く寄与しなければならない」と強調しました。

　また、この会議に出席した王勇国務委員はあいさつの中で、李首相の指示を確実に実施するよう求めた後、「サプライサイドの構造的改革や工業のグレードアップの促進により多く貢献するために、引き続き、工業製品生産許可証制度の改革を深め、製品の品質を保障し、制度的取引きコストを削減して、社会のイノベーションの活力を掘り起こさなければならない」と語りました。（非、星）