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河川生態環境責任制を導入へ=北京

2017-08-01 19:28:23     cri    
 2007年に江蘇省の太湖で大量のシアノバクテリアが発生して以来、水質問題は社会各界の注目を集めてきました。このほど公布された「北京市における河川保護責任制の全面的展開に関する実行計画」によりますと、今後河川保護は北京市の中国共産党執行部と市政府が共同で責任を負うこととなり、2020年を期限として、北京市の重要なダムや河川、湖の水質検査について合格率77%以上の目標を達成するよう求めています。

 河川保護責任制とは、北京市の中国共産党執行部及び市政府の主要指導者を責任者として管轄区内の河川や湖の保護と管理に努める新しい制度であり、河川の水質保全について「党と政府が共同責任を負うこと」を明確にする新たな制度です。2015年初頭から、北京市は海淀区と門頭沟区をテスト地区として河川保護責任制を実施していましたが、このほど、それをさらに全面展開させるプランを発表するに到ったものです。

 新プランによりますと、責任者は今までの市、区、郷鎮という三つのランクから、市、区、郷鎮から村までの4ランクに改編され、また、その重点が村に置かれています。この点について、北京市水道局の張世清副局長は「村クラスが河川保護の重点となる。村クラスの党書記及び村長をともに責任者に組み入れることで、河川保護を徹底していきたい」と強調しました。(非、む)

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