今年の6月5日は46回目の世界環境デーでした。中国は「澄んだ水と青い山こそ金山銀山である」というスローガンを打ち出し、各地で宣伝活動を行っています。

　今年の宣伝活動のメイン会場は江蘇省南京市に設置されています。環境省と江蘇省政府の共同主催による2017年国際環境保護新技術大会の席上、環境省共産党組織の李幹傑書記は『2016中国環境状況公報』を紹介し、「2016年、全国338都市では大気質良好の日数が全体の78.8％を占めており、2015年より2.1ポイント上昇し、PM2.5（微小粒子状物質）の平均濃度は2013年より30.6％減少した。また、北京・天津・河北地区、長江デルタ地区、珠江デルタ地区の3つの重点地域のPM2.5平均濃度は2013年より30％以上減っている」と明らかにしました。（殷、星）