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参加者の一人は、「サプライサイド改革を背景に、中国は多様な措置を講じて、風力や太陽光による発電など再生可能エネルギーの非技術的コスト高騰を原因とする有効利用の阻害要素を解決し、再生可能エネルギーの健全な発展を後押しすべきだ」との考えを示しました。
サミットで当日発表された『中国新エネルギー産業年次報告書』によりますと、2016年、中国が新たに増設した風力発電、太陽光発電、バイオ発電の発電設備容量は、新規発電設備の総容量の46%に上っているということです。再生可能エネルギーは技術面において飛躍的な進歩を遂げ、産業全体の実力も著しく向上しているほか、市場規模も急速な拡大を見せています。
現在、中国における水力発電、風力発電、太陽光発電の発電設備容量は世界でトップを占めており、再生可能エネルギーはエネルギー供給増のメインプレーヤーとなっています。
中国政府が提起したエネルギー生産と消費革命によりますと、中国では将来、クリーンエネルギーやグリーンエネルギーの供給量が持続的に増加し、2020年と2030年には、非石油化学エネルギーの一次エネルギーにおける消費比重がそれぞれ15%と20%になるだろうと見込まれています。
なお、国家エネルギー局新エネルギーと再生可能エネルギー局の梁志鵬副局長は、こうした再生可能エネルギーの発展の評価基準について、「発電設備容量だけでなく、技術レベルやコスト、並びに補助金の削減具合なども含めて考えなければならない」と指摘しています。(非、む)
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