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北京市に唯一残されていた大型石炭火力発電所である華能北京熱電所にある石炭発電ユニットの運転停止が実現しました。このことは北京の発電所が石炭を使用しない時代に入り、北京は全国で初めてとなるクリーンエネルギー発電を実現させた都市となったことを意味しています。
北京市都市管理委員会の張春貴副主任は「北京は石炭火力発電所を休業させるとともに、ガス発電センターの建設を開始した。西南、西北、東北熱電センターを相次いで竣工し、運営を開始している」と紹介しました。
北京市には27の発電所があり、すべてがクリーンエネルギーを利用する発電所です。データによりますと、2016年の北京の電気使用量は1020億キロワットアワーなのに対して、北京にある発電所の年間発電量はわずか418億キロワットアワーのため、多くの電力を外部からの輸送に頼っている現状です。
電力配送会社である北京電力公司の陳爽報道官は「今後、北京市に新しい大型発電所を建設する計画はない。我々は給電の信頼性向上を中心に、電気輸送ルートの建設を加速させて輸送網の構造を改善し、給電の安全性を高めていく」と説明しました。(殷、星)
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