外務省の陸慷報道官は20日、北京で行われた定例記者会見で「アジア金融協力協会の成立式典が24日、北京で行われる。中国は協会の創立に祝賀の意を表したい。今現在、世界から107機関が創設会員として加わっている」と明らかにしました。

　陸報道官は、また「2015年3月、習近平国家主席はボアオ・アジア・フォーラム年次総会で、アジアの金融機関間の交流協力プラットフォームの設立を提唱、その後李克強首相も何度にもわたりその提唱に努めてきた。中国の指導者のこうした提案に、アジア及びその他の地域の金融機関が積極的に手をあげ、力強い支持を与えてくれたことを嬉しく感じている」としたうえで、「協会が『手を繋いで協力し、共に運営し、成果をシェアする』という宗旨に則り、地域及び世界の金融市場の安定を維持し、地域の共同発展と繁栄に積極的役割を果たしていくことを期待する」と語りました。（藍、む）