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インドの不法越境「本質的な違いがある」=外務省

2017-07-12 19:25:44     cri    

 中国外務省の耿爽報道官は12日北京で開かれた定例記者会見で、「インドは今回、双方が共に承認したシッキム区間の境界線を乗り越えて中国領土に侵入してきた。これはこれまで、双方の国境警備隊がまだ境界を画定していない区域で発生した摩擦とは本質的な違いがある」と表明しました。

 報道によりますと、インド在中国大使を歴任したジャイシャンカル外務次官がシンガポールで演説した際、中印の軍事対峙に対し、初めて姿勢を表明し、境界係争をきっかけに、いつまでも続いていく傷害をもたらしてはならないと称しました。

 これに対して、耿報道官は「シッキム区間の国境線画定には特殊な歴史的背景がある。現在、ここは中国・インド間で唯一画定を終えた境界線である。これは、正式に境界を画定していない東中西部区間の境界線とは完全に異なる」と述べました。

 その上、「1890年、『中英会議チベット・インド条約』により当該区間の境界線が正式に定められ、中印両国政府はいずれもその有効性を認めている。当該条約は中国とインドのどちらに対しても効力があり、法的拘束力がある。ここで、インド側に直ちに無条件で越境した国境警備隊をインド側境界線の内側までに撤退させ、今回事件の善処を改めて求める」と訴えました。(Yan、Kokusei)

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