20170712news7
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米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード理事は11日、コロンビア大学とニューヨーク連邦準備銀行が共催したイベントで演説を行い、「雇用市場の好調ぶりが続き、経済成長が安定するのであれば、FRBはいち早くバランスシートの縮小(保有資産の縮小)計画をスタートさせる」と述べました。さらに、「縮小計画は緩やかで予測可能な方式で進められる」と強調しました。
ブレイナード理事は演説の中で、利上げとバランスシートの縮小が各国の為替レートやグローバルな金融条件にもたらす影響などについての分析を話し、「世界の主要な中央銀行による、通貨政策の正常化プロセスのリズムとタイミングは、各国の為替レートやグローバルな金融条件に深刻な影響を与える。縮小計画よりも、利上げによる影響がより直接的で、各国の純輸出にもたらす影響はより顕著だ」と指摘しました。(Lin、謙)
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