米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長は27日、ロンドンで開かれたフォーラムで発言し、「世界的な金融危機がもたらした被害を忘れてはならない」とした上で、「米国の金融システムは安定性を取り戻しつつある」と述べました。
イエレン議長は「2008年の金融危機から約10年経っており、人々は当時の被害を忘れかけていた。安全で頼りになる金融システムは、経済の安定成長を保つ上で極めて重要である」と指摘しました。さらに、「米国の金融システムはFRBの支援により安定性を取り戻している。2008年の金融危機のようなことが我々の時代に起きないことを希望しており、そうならないと確信している」と語りました。(鵬、kokusei)
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