中央財経大学、首都経済貿易大学、香港城市大学、マカオ科技大学と台北医学大学が共同で調査・作成した2017年第2四半期(4-6月期)消費者信頼感指数(CCI)が10日、北京で発表されました。中国大陸のCCIは99.8で首位、台湾は81.6で最下位となり、香港とマカオはそれぞれ85.5と85.3でした。
1-3月期と比べて、中国大陸とマカオのCCIはそれぞれ5.5ポイントと1.1ポイント下がったのに対し、香港と台湾はそれぞれ0.9ポイントと1.2ポイント上昇しました。
4-6月期に大きく下落した中国大陸では、総合CCIはポジティブゾーンに近づいていますが、サブ指数から見ると、経済成長、雇用、生活への信頼感指数がポジティブであり、ほぼ安定を保っている一方、投資と住宅購入についての指数は下落しています。
台湾のCCIは上昇してはいるものの、依然として最下位であり、各項目のサブ指数についてもいずれも「ややネガティブ」となりました。
香港のCCIは近年では高めの数値を記録しました。経済成長や雇用、物価、投資などに対する消費者の信頼の高まりがみられます。
また、マカオでは、6項目のサブ指数のうち、経済成長のみ1-3月期からの上昇トレンドを引き継ぎ、残りの5項目はいずれも下落しました。中でも、住宅購入指数が51.2で、6項目において最も低い数値となり、住宅購入に対する消費者のネガティブな反応の増加を示しています。(ZHL、む)
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