20170709news3
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習近平国家主席は8日、ドイツのハンブルクでフランスのマクロン大統領と会談しました。
習主席は席上、「中仏間の全面的戦略パートナー関係を維持、発展することは、両国がともに担うべき歴史的責務である。両国はハイレベル往来を密にし、互いの核心的利益と重要な関心事について互いに尊重、配慮、諒承、譲歩し、両国関係の安定的発展を共に維持していくべきだ。原子力、航空などこれまでの協力分野における関係を強化するほかにも、農業、食品、金融、持続可能な発展などの新興分野における協力関係を模索していきたい」と述べました。
習主席はまた、「中国はEUと長期的かつ安定した協力関係を発展させていきたい。中国とEUの関係発展についても、フランスには積極的かつ主導的な役割を期待している。『パリ協定』が提唱したグリーン、低炭素、持続可能な発展の路は、中国のエコ文明建設や最新の発展理念と合致するものだ。中国は自らのもつ発展ニーズに基づき、『パリ協定』の義務を着実に実行していく」と述べました。
マクロン大統領は、「両国関係に関する評価に賛同する。仏中関係は歴史も長く、現在まさに史上最高のレベルに達している。フランスは中国との全面的戦略パートナー関係を極めて重視しており、中国を重要なパートナーと考えているとともに、国際問題解決における需要な力添えであると考えている。中国と経済、貿易、投資、原子力、自動車製造、食品など幅広い分野で協力を展開したい。両国は重要な国際問題において近い立場にあり、国連などの多国間枠組み内での協力を強化し、世界の平和と繁栄を共に促進していくべきだ」と述べました。(ooeiei、む)
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