報道によりますと、朝鮮がこのほど大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したことについて、アメリカのボルトン元国連駐在大使が文章を発表し、「過去25年の教訓が、外交手段と経済制裁がすでに失敗したことを示している。最終的にはアメリカが武力によってこの問題を解決する必要がある」と指摘したということです。
これについて耿爽報道官は、「ボルトン氏の意見よりも、アメリカの現国連駐在大使であるヘイリー女史の発言に注目してほしい。昨日行われた、朝鮮のミサイル発射に関する国連安保理の緊急会議の場で、ヘイリー大使は『アメリカは自国と盟友の安全を守るが、軍事的な手段は取らない方針だ』とした。この発言は、アメリカ政府の立場を示すものであるはずだ」と語りました。
耿報道官はさらに、「今回行われたミサイル発射について、中国は反対を表明した。朝鮮が安保理の決議を遵守するよう促す。また、中国とロシアは、朝鮮半島問題について、解決に軍事的手段を取るべきではないとする内容を含む共同声明を発表した」と示しました。(任春生、謙)
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