ここ数年、中国では中学・高校の段階から留学を希望する生徒の数が増加の一途をたどっています。こうした中、啓徳教育グループは11日、北京で『生徒学生留学白書―高校編』を発表し、学生と父母らに向け、早期から準備を始めるべきことや、自己管理能力を高めることが重要だとするアドバイスを行いました。

　高校の段階から留学意向をもつ家庭について、啓徳留学北米プロダクトセンターの責任者胡光氏は、「保護者は少なくとも1年前から1年半前に準備し始める必要がある。また、大多数の高校留学生が引き続き海外で進学するため、保護者は生徒の高校期間の留学費用だけでなく、大学や大学院へ進学した場合の学費と生活費を考えらなければならない」とアドバイスしました。

　このほか、保護者は留学前から生活や時間、学習状況や健康状態の管理など、子供たちの自己管理力の向上に留意する必要があると強調しました。（hj　む）