李克強首相は7日午後、人民大会堂で、「グローバルCEO委員会」第5回円卓サミットの出席で北京入りした多国籍企業の責任者と会見し、座談会を開きました。

　ダウ・ケミカル、ハネウェル、BHP、クアルコムなど、「グローバル500企業」の約20社の責任者がレギュレーション改革、貿易利便化、イノベーションのエンパワーメントなどの議題をめぐり発言しました。また、市場アクセスの拡大、ビジネスの円滑化、イノベーション駆動型発展の促進をめぐり、それぞれの期待を述べました。

　ディスカッションに参加した李首相は「経済のグローバリゼーションと投資貿易の自由化、利便化が公平競争とイノベーション、イマジネーションを促し、世界の平和、安定と均衡、持続可能な発展に役立っており、人類文明の発展方向を示している。中国は各国、各界と共に、困難やチャレンジを直視し、多国間主義の原則とグローバリゼーションの方向を堅持していく。そして、グローバルガバナンスシステムの整備を図って、グローバリゼーションをより公平で包容力あるものにし、ユニバーサルの方向に向かって推し進めていきたい」と表明しました。（Yan、星）