李首相は14日午後、中国を公式訪問し「一帯一路」サミットに出席中のチリのミチェル・バチェレ・ヘリア大統領と人民大会堂で会談を行いました。

　席上、李首相は「長い間にわたって、中国とチリの関係は中国とラテンアメリカ諸国との関係の先頭に立っている。中国はチリと戦略的なマッチングを行い、各方面において交流を広げ、重点分野での協力を切り開いて、中国・チリ自由貿易エリアのレベルアップを実現する。また、国際社会に経済グローバル化を推進し、貿易投資の自由化と利便化を支持し、保護貿易主義に反対する積極的なシグナルを発信し、地域と世界の平和、安定、発展と繁栄を促進する」と述べました。

　これに対し、バチェレ大統領は「チリは自由貿易の維持を主張し、アジア太平洋に向けた発展戦略を実施して、チリ・中国自由貿易協定のレベルアップ交渉をできるだけ早く完了させることを望んでいる。中小企業と電子商取引に取り組み、両国貿易を拡大する。また、チリへの中国側の投資を歓迎する」と述べました。

　（hj　謙）