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<一帯一路>サミット並行企画、テーマ別6会議開催

2017-05-15 13:28:58     cri    

 「一帯一路」国際協力サミットのハイレベル会議が14日午後、並行企画として6つのテーマ別会議を開催しました。国内外からの代表1500人が「政策上の意志疎通、インフラの相互連結、貿易の円滑化、資金の調達、民心の相互疎通」という五つの協力重点とシンクタンク交流をめぐり、一連の協定に調印し、多くの共通認識に合意しました。

 このうち、「政策上の意思疎通」セッションは「政策上の意思疎通と発展戦略のマッチング――メカニズムの革新による共同発展」をテーマに、国家発展改革委員会と国務院発展研究センターが主催。参加各側が政策上の意思疎通と発展戦略のマッチングに対する深い中身と意義を全面的に述べた上で、二国間、あるいは多国間の政策疎通と発展戦略マッチングにおける実践と経験を分かち合いました。18カ国と8つの国際機関がかかわり、二国間、多国間協力文書および企業協力プロジェクト32件が調印されました。

 「インフラの相互連結」セッションは、「相互連結による繁栄への道」をテーマに国家発展改革委員会と交通運輸省が主催。参加者は「一帯一路」インフラ相互連結の全面協力の強化、計画と技術標準のマッチング、国際幹線道路整備の推進、アーリーハーベストの成果拡大、関係国の経済成長と地域経済協力などをめぐり、踏み込んだ交流を行いました。

 「貿易の円滑化」セッションは、「円滑化と高効率、ウィンウィンと発展、『一帯一路』経済貿易協力の深化に向けて」をテーマに商務省が主催しました。席上、「一帯一路」貿易円滑化協力イニシアティブが発表され、参加者は「『一帯一路』貿易円滑化協力を推し進め、より活力があり、包容的で持続可能な経済のグローバリゼーションを実現していく必要がある」という観点で一致を見ました。このイニシアティブに基づいて、中国は2018年から中国国際輸入博覧会を開催することを明確にしました。

 「資金の調達」セッションは財政省と人民銀行の共同主催によるもので、テーマは「『一帯一路』建設の促進に向けた多元化投融資システムの構築」。会議開催期間中、財政省は関係国の財政当局と「一帯一路」融資指導原則に調印し、アジアインフラ投資銀行、新興5カ国(BRICS)による「新開発銀行」、世界銀行などの多国間開発銀行と「一帯一路」構想下の関連分野協力に関する覚書に調印しました。また、中国人民銀行は国際通貨基金(IMF)と「中国―IMF共同能力強化センター」の設立をめぐり、チェコ中央銀行ともそれぞれ覚書を取り交わしました。

 「民心の相互疎通」セッションは中聯部が主催し、テーマは「心に橋をかけ、繁栄発展を共に促そう」。関係国の市民代表が招かれ、「一帯一路」建設に自らが参加した時の経験を語り、中国と関係諸国および関連国際機関と文化、教育、科学技術、観光、衛生、報道などの分野で行った交流と協力の成果が示され、「『一帯一路』民心の相互疎通を促すことに関する中国の社会組織の行動計画」、「シルクロード沿線民間組織協力ネットワーク」および「民心の相互疎通国際シンクタンク協力プロジェクトの増進」などの立ち上げが宣言されました。

 また、「シンクタンク交流」セッションは中央宣伝部の主催、中国国際経済交流センターの開催で行われ、テーマは「スマートなシルクロードづくりに向け 手を携えよう」。会議では、「『一帯一路』グローバル経済の力強い、均衡、包容、持続可能な発展の促進」、「『包容、相互学習、経験共有』のシルクロード」と「『一帯一路』イノベーション発展国際協力青写真」という3つの議題に焦点を絞り、シンクタンクとしての共通認識、共同研究の報告書、「一帯一路」研究院の共同設立などで多くの成果を上げています。(Yan、謙)

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