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アメリカ国務省は8日、アメリカのティラーソン国務長官とロシアのラブロフ外相が10日ワシントンで、ウクライナ問題とシリア問題、及び2国間問題について協議を行うと明らかにしました。
アメリカ国務省は同日に発表した声明で、ウクライナ問題については「双方はウクライナ東部の情勢と、ウクライナ問題の解決に向けたミンスク協定の全面的な実施の必要性について討議する」と述べた上で、シリア問題については、シリアの緊張情勢の緩和やシリアの一般人への人道的支援、衝突の政治的解決に向けての準備などが議題に取り上げられるとしています。
ティラーソン国務長官は今月3日に国務省で行った演説の中で、「現在、アメリカとロシアの間には相互信頼がほとんどなく、双方はいずれも、2国間関係が冷戦終結以来の最悪の状態にあることを意識している」と、悪化しつつある両国関係の改善に前向きな姿勢を示しました。(洋、Kokusei)
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