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シリア領空において、米露空軍はこれまでに数回、「近距離」の遭遇を起こしています。米メディアの報道によりますと、2週間前にも、両国の軍用機が約500フィート(152メートル)の距離まで接近したと伝えました。このため、偶発的衝突を回避しようと、両国の国防当局が協議を重ねて来ました。合意された覚書には、シリア上空での安全な飛行距離の確保や、交信で使用する無線周波数などの手順が盛り込まれているということです。
米国防省のクック報道官は「覚書を交わしたとはいえ、米側が現在ロシア軍が行っている軍事行為を支持したわけではない。実際は米側は憂慮を示している。アサド政権を承認するという、ロシアの対シリア戦略は情勢をさらに悪化させるだけだ」と強調しました。(ZHL、YM)
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