アメリカのトランプ大統領は３日、アメリカが全力を尽くして、パレスチナとイスラエルの全面的な和平協議の達成を促していく考えを示しました。

　これは、トランプ大統領が当日、訪米中のパレスチナのマフムード・アッバース大統領と会談した後、行った共同テレビ談話で明らかにしたものです。

　その中で、トランプ大統領は「双方に協議を達成させるためには、アメリカがあらゆる方法を講じて、パレスチナとイスラエルの間で斡旋し、また仲裁の役割も果たしていく」との意向を表明しました。

　これに対して、アッバス大統領は「パレスチナとイスラエルの間の長期衝突の最終解決案を見出すことができると信じている。パレスチナ側にとって、『両国方案』に基づいて平和を実現することは戦略的方策である」と語りました。（非　　kokusei）