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アメリカのトランプ大統領は29日、就任100日を迎えるにあたって、同日夜にペンシルベニア州の州都ハリスバーグで開かれた集会に出席し、100日間の実績をアピールする演説を発表しました。この中で、メディアと民主党を酷評しています。
トランプ大統領は演説の中で、政権発足以来の100日間を「アメリカ史上最大の成功を収めた」とし、環太平洋経済連携協定(TPP)の離脱や50万人の雇用機会の創出、シリアに対する軍事行動などの実績を列挙しました。一方、オバマ前大統領の医療保険制度改革案の廃止や、メキシコとの国境の壁建設計画などが議会で壁に突き当ったことについて、早期実現に取り組むとの姿勢を示しました。
また、トランプ大統領はアメリカの数社の主要メディアを名指しして、「仮にメディアの仕事が誠実さと事実に対する報道をポリシーとすれば、私たちはメディアに最低の評価を下したい」と批判しました。
最近の世論調査では、トランプ政権の100日間に対して、「評価する」と答えた人は41%から47%までのレベルで、第2次世界大戦後の歴代政権で最も低いデータとなっています。その一方、共和党支持者の陣営では、トランプ政権への評価は94%を超えています。(洋、Keiko)
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