欧州連合(EU)統計局が公開した最新データによりますと、エネルギー価格上昇の減速などの影響を受け、ユーロ圏の3月のインフレ率は2月の2%から1.5%に下落したということです。
欧州中央銀行のドラギ総裁は先週、「現在、ユーロ圏のインフレ率は欧州中央銀行が設定した『2%』に近い。これで安定するのか更に下がるか確定できないため、現在実施中の緩和政策を維持していく必要がある」と強調しました。
一方、ドイツの政治家や財界の人々は、ゼロ金利政策が預金者の利益を損なうとして、徐々に上げていくよう呼びかけています。専門家たちは、「5月7日に予定されているフランス大統領選挙の決選投票が行われる前に、欧州中央銀行が利子を大幅に調整することはないだろう」と分析しています。(藍、keiko)
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