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フランス、ドイツ、イタリア、スペインの4カ国の指導者は6日、「欧州の一体化を引き続き推進していく」との考えを示しました。
4カ国の指導者はこの日、パリ南西部郊外のベルサイユ宮殿で会合を行いました。フランスのオランド大統領は会議後の合同記者会見で、「EUの一部の国は一体化プロセスでより速く前進するべきであり、防衛や通貨、税収などの分野で一体化を加速すべきだ」と述べました。
ドイツのメルケル首相は、「欧州は、EUの一部の国が一体化プロセスによって他の国より速く前進することを受け入れる勇気を持つべきだ」と述べました。
スペインのラホイ首相は、「ユンケル欧州委員長によってこのほど発表された欧州の将来に関する白書の目的は、欧州一体化を深めることにある。スペインは、欧州一体化の深化のための準備を整えている」と語りました。
また、イタリアのジェンティローニ首相は、「今月25日にローマで開かれる『ローマ条約』締結60周年の記念イベントは、ただの祝賀だけでなく、欧州一体化の発展を推進するためでもある。EUの将来は27カ国の加盟国によって決められるものだ」と強調しました。(玉華、星)
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