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欧州特許庁が7日に発表した2016年度のアニュアルレポートによりますと、去年1年間における中国からの特許出願件数の伸び幅が最も大きかったことが分かりました。また、それら申請のうち、デジタル通信、コンピューターと電気通信技術分野の特許出願が51%を占めているということです。
中国は去年1年間で計7150件の特許を出願しましたが、これは2015年の5728件と比べ24.8%増にあたる量であり、デジタル通信分野の申請数が再び最多の割合を占めました。
欧州特許庁が受理したデジタル通信、コンピューターと電気通信技術分野における特許出願の20%は中国からのものでした。そのうち、移動通信機器大手の華為技術(Huawei)がマイクロソフトとサムソンを抑えるかたちで3度目の首位となり、携帯電話メーカーである中国の中興通信(ZTE)が5位となっています。他には小米(XIAOMI)、京東方科技(BOE)、比亜迪(BYD)とアリババがランクインしています。
また、このほか、中国で最も顕著な発展を遂げる技術特許分野には、エンジン、ポンプ、タービン、自動車産業及びバイオテクノロジーなどがあります。
報告によりますと、2016年の特許出願国トップテンは中国、アメリカ、ドイツ、日本、フランス、スイス、ポーランド、韓国、イギリスとイタリアだということです。
(怡康、む)
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